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修円(しゅえん)

771年~835年。平安初期の法相宗の僧。興福寺に住み、当時第一の学僧として有名だった。唐より帰国した伝教大師最澄から密教灌頂を受けている。伝教大師大乗戒壇建立を請う上表文を朝廷に提出したが、819年、修円護命らとともにそれに反対する上奏を行った。弟子には、伝教大師と論争した得一がいる。▷得一