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内侍所の神鏡(ないしどころのみかがみ)

侍所は賢所[かしこどころ]のことで、神鏡は、そこに安置された皇位の象徴である三種の神器の一つ、八咫鏡[やたのかがみ]のこと。賢所は何度か火災に遭い、八咫鏡も焼けている。内侍所とは平安時代の内裏の一区画で、ここに神鏡を安置する賢所があり、内侍司の女官が神鏡を守護していた。このことから、神鏡そのものを内侍所と呼ぶようになった。