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十六大国(じゅうろくだいこく)

釈尊存命中の時代、インドにあった16の大国のこと。国名は経典により異同がある。長阿含経巻5には、①鴦伽(アンガ)②摩竭陀(マガダ)③迦尸(カーシー)④居薩羅(コーサラ)⑤抜祇(ヴリジ、ヴァッジ)⑥末羅(マッラ)⑦支提(チェーディ)⑧抜沙(ヴァッツァ)⑨居楼(クル)⑩般闍羅(パンチャーラ)⑪頗漯波(アシュヴァカー)⑫阿般提(アヴァンティ)⑬婆蹉(ヴァンサー)⑭蘇羅婆(シューラセーナ)⑮乾陀羅(ガンダーラ)⑯剣洴沙(カンボージャ)があげられている。