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富木常忍の母(ときじょうにんのはは)

息子の富木常忍とともに日蓮大聖人の門下となった。高齢にもかかわらず縫った帷子を大聖人に御供養し、富木常忍の妻の看護を受けつつ90歳を超える長寿をまっとうして、建治2年(1276年)2月下旬に亡くなった。その翌月、富木常忍は母の遺骨を首に懸けて身延の大聖人のもとを訪れ、追善回向の祈りを心ゆくまで行った。