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扶桑国(ふそうこく)

扶桑は、古代中国において東方の日の出る所に生ずるとされた木。ここから日本の名称として用いられた。日蓮大聖人「法華取要抄」の冒頭に「扶桑沙門日蓮之を述ぶ」(331㌻)と記された。これには日本から末法の大法が出現し、一閻浮提広宣流布されていくとの意義を込められていると拝される。