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教相判釈(きょうそうはんじゃく)

教相を判釈することで、略して教判という。判教ともいう。諸経典の教えを釈尊一代で説かれたものとして、時期や内容によって分類し、価値的な序列をもって解釈すること。もとは中国仏教においてインドから雑然と伝わった諸経典を分類し体系化することから始まり、各宗派は独自の教判を立てて自宗の優位を主張した。