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曇無竭菩薩(どんむかつぼさつ)

曇無竭はサンスクリットのダルモードガタの音写。般若経に説かれる菩薩の名。般若経巻27によれば、曇無竭菩薩は6万8000の女人とともに五欲をすべてそなえてともに娯楽し、衆香城中で日に3度、般若波羅蜜を説いた。城中の男女は、人の多く集まる所に大法座を敷いて供養し恭敬した。法を聞受した者は悪道に堕ちなかったという。また常啼菩薩(薩陀波倫菩薩)は曇無竭菩薩について法喜を得て、三昧を得たとされる。▷常啼菩薩