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無作三身(むささんじん)

生命本来の三身法身報身応身)をそなえた仏の境涯。「御義口伝」には「一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり(一念に億劫の辛労を尽くして、自行化他にわたる実践に励んでいくなら、本来わが身にそなわっている仏の生命が瞬間瞬間に現れてくる。いわゆる南無妙法蓮華経は精進行である)」(790㌻)と仰せである。▷無作/三身