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熈連一恒の者(きれんいちごうのもの)

「四信五品抄」(342㌻)にある。熈連は熈連河、恒は恒河[ごうが](ガンジス川)のことで、ともに川の名前。ここでは、熈連は熈連河沙、一恒は一恒河沙の略で、それぞれの川の砂の数のことをさし、無量の数を意味する。「熈連一恒の者」とは、その川の砂の数ほど無量の仏のもとで修行した衆生のこと。▷熈連河/恒河