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諸国七道の木戸(しょこくしちどうのきど)

「聖愚問答抄」(476㌻)にある。日蓮大聖人の時代、真言律宗良観忍性)は幕府と癒着し公共事業を掌握した。東海道など日本各地を結ぶ七つの主要街道に関所を設け、通行料を徴収する利権を得ていたが、それが旅人の負担となっていた。このような財を蓄える破戒の振る舞いが戒律の順守をうたう教えと矛盾していると、同抄で大聖人は批判されている。▷五畿七道