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バラモン教(ばらもんきょう)
英語のブラフマニズムの訳。古代インドで仏教興起以前にヴェーダおよびその解釈学に基づいて発展した思想全体をいう。四姓のなかの祭司階級であるブラーフマナ(
婆羅門)が主体となる宗教であるのでこのように呼ぶ。近代ヨーロッパの東洋学者が仏教興起以後のヒンズー教と区別するために、このような思想全体をブラフマニズムと言った。その思想の流れは仏教興起以後も続いているが、大きくヒンズー教がそれを包括、継承することとなった。ヴェーダ、ウパニシャッドの哲学、
六派哲学[ろっぱてつがく]などをまとめて言う。▷
婆羅門/
六派哲学