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四門遊観(しもんゆうかん)

釈尊が釈迦族の王子だった頃、遊園に向かうために外出した時、さまざまな人々の姿を見て人間に生老病死四苦があることを知った出来事。四門出遊ともいう。修行本起経巻下には、釈尊が王宮の東門・南門・西門から出た時に、老いや病気に苦しむ人々や死者の姿を見て、最後に北門から出た時に出家者の姿を見る中で、自らも出家を願うようになったとの話が記されている。▷苦