日蓮大聖人の滅後、重須［おもす］談所（日興上人が駿河国富士上方重須郷＝静岡県富士宮市北山に開設した学問所）の第2代学頭・日順［にちじゅん］が著した草案とされている（1610㌻）。五老僧が唱えた邪義を破折し、日興上人の正義を明らかにしている。