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『依憑集』(えびょうしゅう)

『大唐新羅諸宗義匠依憑天台義集[だいとうしんらしょしゅうぎしょうえひょうてんだいぎしゅう]』の略。『依憑天台集[えひょうてんだいしゅう]』とも略す。伝教大師最澄が、弘仁4年(813年)に著し、同7年(816年)に序文を付して公表した書。1巻。諸宗の僧が天台大師智顗の教えを依憑(よりどころの意)としていることを、引用文によって具体的に明らかにしている。