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一谷(いちのさわ)

佐渡国石田郷の集落(新潟県佐渡市市野沢)。日蓮大聖人は「一谷」と表記される。大聖人佐渡流罪中、文永9年(1272年)夏ごろに塚原の三昧堂[さんまいどう]から一谷入道[いちのさわにゅうどう]の敷地内に移られ、文永11年(1274年)3月に流罪が赦免になるまで住まわれた。その間、暗殺未遂に遭われるといった難が続いたが、「観心本尊抄」などを著された。