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初住(しょじゅう)

菩薩の修行の段階である五十二位の中の第11位、十住の初め、発心住のこと。見惑(思想・見識の迷い)を断ずる菩薩の位をいう。円教の菩薩は初住で一分の中道の理を証得して正念に安住するので、初住位以上を菩薩道から退転しない不退位とする。▷五十二位/十住