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十小劫(じっしょうこう)

劫はサンスクリットのカルパの音写で、極めて長大な時間を示す単位。その長さについては諸説ある。「小劫」について、日蓮大聖人は「顕謗法抄」(447㌻)で、人間の寿命が10歳から100年に1歳ずつ増して8万歳に至り、また無量歳から100年に1歳ずつ減って10歳になるという、この1増1減の長さを小劫とする説を挙げられている。▷劫