リンク表示:
謗法(ほうぼう)
誹謗正法[ひぼうしょうほう]の略。
正法、すなわち
釈尊の教えの真意を説いた
法華経を信じず、かえって反発し、悪口を言うこと。これには、
正法を護持し広める人を誹謗する、謗人も含まれる。
護法に対する語。
日蓮大聖人は、文字通り
正法を謗ることを
謗法とするだけでなく、たとえ
法華経を信じていても、
法華経を
爾前経より劣る、あるいは同等であると位置づけて受容することも、
釈尊が
法華経をあらゆる経に対して第一とした
教判に背くので
謗法とされている。そして、諸宗が犯しているこの
謗法こそが、万人
成仏という仏の根本の願いに背き人々を不幸に陥れるものであるので、仏法上、最も重い罪であると人々や社会に対して明示し、その誤りを
呵責された。▷
護法/
十四誹謗