631年?~686年。第40代天皇。兄の天智天皇の子である大友皇子［おおとものおうじ］との皇位継承の争い（壬申の乱）に勝ち、律令制を充実させて天皇を中心とする中央集権的支配を進めた。なお、近代以前では一般に神功皇后［じんぐうこうごう］を第15代と数えているが、現在第39代とされている弘文天皇［こうぶんてんのう］（大友皇子）を歴代に含めないので、天武天皇以後は現行の歴代と一致する。▷天智天皇