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水魚の思(すいぎょのおもい)

水と魚のように一体不可分で密接な関係にある人々の心、一念のこと。中国・三国時代の蜀漢の王である劉備玄徳[りゅうびげんとく]と諸葛亮[しょかつりょう](孔明[こうめい])の関係が水と魚のように切り離しがたい関係であるとした故事に由来する。この親密な交友関係を「水魚の交わり」という。「生死一大事血脈抄」(1337㌻)では、異体同心のあり方を「水魚の思」とされている。▷異体同心