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犬神人(いぬじにん)

神人とは、平安時代から鎌倉・室町時代にかけて、神社に属し祭儀その他の雑事を務めた人。犬神人とは、八坂神社などに属し、とくに沓や弓弦などを製作したり境内の掃除や不浄のものを取り捨てる役割を担った人をいう。弓弦を売り歩く時に「弦召そう」との売り声を用いたので「つるめそう」とも呼ばれた。