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三祇・百劫(さんぎひゃっこう)

阿僧祇と百大劫のこと。蔵教小乗教)では、菩薩が修行を完成させるまでに、三阿僧祇劫・百大劫という極めて長い期間を経るとする。阿僧祇とはサンスクリットのアサンキヤの音写で、「数えられないほど大きな数」の意。劫はサンスクリットのカルパの音写で、極めて長大な時間を示す単位。大劫とは全宇宙が生成し消滅するまでの期間といわれるが、諸説ある。▷劫