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妙の三義(みょうのさんぎ)

「具足・円満」「開く」「蘇生」の三義。「法華経題目抄」で、妙法蓮華経の妙の一字にそなわる働きを示されたもの。①「具足・円満」の義(944㌻)とは、法華経題目は万物の根源であり、あらゆる功徳が納まっているということ。②「開く」義(943㌻)とは、その功徳の蔵を開く鍵が題目を唱えることであるということ。③「蘇生」の義(947㌻)とは、その功徳によって、成仏できないとされていた者まで成仏させることができるということ。