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歴劫修行(りゃっこうしゅぎょう)

成仏までに極めて長い時間をかけて修行すること。無量義経説法品第2にある語(法華経33㌻)。「歴劫」とはいくつもの劫(長遠な時間の単位)を経るとの意。無量義経では、爾前経の修行は歴劫修行であり、永久に成仏できないと断じ、速疾頓成[そくしつとんじょう](速やかに成仏すること)を明かしている。▷無量義経