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種姓(しゅしょう)

サンスクリットのゴートラの訳。家系・家柄をさす。古代インドの血統に基づく社会身分制度。聖職者身分のバラモン、王族身分のクシャトリヤ、平民身分のバイシャ、奴隷身分のシュードラの四つの身分と、それらに属さず厳しい差別を受けたチャンダーラなどがあった。仏教教団では、出家し仏道修行をする者はすべて平等に仏の種姓に属するものと見なされ、仏種とされる。しかし、三乗それぞれを別の種姓ととらえる説も現れた。▷仏種