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『四分律』(しぶんりつ)

中国・後秦の時代、法蔵部に伝承された律を仏陀耶舎[ぶっだやしゃ]が中国に伝え、竺仏念[じくぶつねん]らと訳したもの。60巻。内容が4段に分かれていることから、このように呼ばれた。道宣らによって中国に広められ、日本には鑑真によってもたらされた。東アジアで最も広く用いられた律。▷戒