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慧可(えか)

487年~593年。中国・南北朝時代から隋の僧。禅宗菩提達磨に次ぐ第2祖とされる。菩提達磨の弟子となり、名を慧可と改め、6年間修行した。達磨の死後、慧可帰依する者が多かったが、妬む者も多く、隋の開皇13年(593年)、讒訴によって処刑されて、107歳で死んだ。なお、慧可が達磨に入門するにあたって、積雪中に夜を徹して入門の許可を待ったが許されず、自ら左の腕を切断して求道の心を示し、ついに許しを得て弟子となったという慧可断臂[えかだんぴ]の故事は有名。▷菩提達磨/禅宗