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日種(にっしゅ)

釈尊の家系の始祖は、仙人の血からできた卵が太陽の熱で温められて生まれたとされており、釈尊の家系を「日種(太陽の種族)」と呼ぶ。「報恩抄」(317㌻)では、「日種」を釈尊の幼名とし、これは、母である摩耶夫人が胎内に太陽が入る夢を見て釈尊を産んだことに由来すると説明されている。