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久遠元初の自受用報身如来(くおんがんじょのじじゅゆうほうしんにょらい)

最も根源の法を覚知し、その功徳を自ら受け自在に用いている永遠の仏。久遠元初とは、ある特定の遠い過去ではなく、永遠の根源を示す。自受用報身とは自受用身ともいい、「ほしいままに受け用いる身」のこと。覚知した法の功徳を自ら受け自在に用いる仏の身をいう。生命にそなわる本源的な、慈悲と智慧にあふれる仏である。▷発迹顕本/竜の口の法難