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『法華秀句』(ほっけしゅうく)

伝教大師最澄の著作。3巻(または5巻)。弘仁12年(821年)成立。法華経が諸経より優れていることを10点(法華十勝)をあげて説き示し、当時流行していた法相・三論・華厳・真言など諸宗の邪義を破折している。特に、法相宗の得一が法華経を誹謗したことを糾弾している。