リンク表示:

三災(さんさい)

❶古代インドの世界観で、時代の大きな区切りの末期に起こる三つの災害のこと。大小2種ある。①小の三災。世界のなかで起こる穀貴(飢饉などによる穀物の高騰)、兵革(戦乱)、疫病(伝染病の流行)の三つの災害。②大の三災。世界そのものを破壊する火災・水災・風災の三つの災害。
大集経で説かれる三災。▶三災七難[さんさいしちなん]