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(とう)

618年~907年。隋に続く中国の王朝。律令制度を軸とした中央集権的な国家体制を築いて全国を統一し、強大な勢力をもって東アジア・中央アジアに支配を広げた。これによりシルクロード交易が盛んになった。儒教が低調で道教と仏教が盛んだったが、第15代皇帝・武宗の廃仏(845年)によって仏教は衰えた。遣唐使の往来などにより、仏教各派の教えや大陸の多様な文化が日本に伝えられた。▷武宗