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摩沓(まとう)

サンスクリットのマーダヴァを音写した摩沓婆[まとうば]の略。5,6世紀ごろのマガダ国の数論派(サーンキヤ学派)の学者。優秀であったが、無相唯識学派の徳慧[とくえ](グナマティ)に論破され、6日目に血を吐いて死んだという。