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更賜寿命(きょうしじゅみょう)
法華経如来寿量品第16の文で、「更に寿命を賜え」と読み下す(
法華経485㌻)。
良医病子の譬えの中で、父の留守中に誤って毒薬を飲んで苦しんでいる子が、帰ってきた父に対して、治す
良薬を求め寿命を延ばしてくれるよう願って言った言葉。
法華経を信受し実践する
功徳として、生命力が増し寿命が延びること。なお「可延
定業書」には、「日蓮
悲母をいのりて候しかば現身に病をいやすのみならず四箇年の寿命をのべたり」(985㌻)とある。▷
良医病子の譬え