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最初聞法下種(さいしょもんぽうげしゅ)

法華経を初めて聞いて信受し、自身の生命に仏種を下ろされること。その種が調え成熟され(調熟)、やがてなんらかの教えなどを縁として(発心下種)、最初に聞法した仏種を思い出して真実を覚り、解脱することを得る(得脱)という種熟脱の過程を経る。