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果位(かい)

修行という因によって得られる果報、特に仏果の位をいう。因位に対する語。諸経典には種々の仏が説かれ、その姿やそなわる功徳には優劣がある。それぞれの仏はその経典が目指す果位を示すものである。特に大乗経典では、それぞれの経典で壮麗で超越的な力をもつ色相荘厳の仏が説かれる。しかし、その色相荘厳な様は、あくまで衆生を教え導くための方便である。仏が目指した真実の果位は、どこまでも宿業をかかえ苦悩にあえぐ凡夫成仏してゆるぎない安心と幸福を確立することである。究極・真実の仏の姿は、色相荘厳を離れた本有無作である。▷因位/無作三身