リンク表示:
治生産業(ちせいさんぎょう)
生活を成り立たせ支える営み、なりわい。
法華経法師功徳品第19には「諸の説く所の法は、其の義趣に随って、皆
実相と相違背せじ。若し俗間の経書、治世の語言、資生の業等を説かんも、皆
正法に順ぜん」(
法華経549㌻)とあり、この文を注釈して
『法華玄義』巻1上には「一切
世間の
治生産業は皆
実相と相い違背せざるが如し」とある。
日蓮大聖人は、この『玄義』の文を通して「御
みやづかい(仕官)を
法華経とをぼしめせ」(1295㌻)と仰せである。また、「
智者とは
世間の法より外に仏法を行ず、
世間の治世の法を能く能く心へて候を
智者とは申すなり」(1466㌻)とも仰せになっている。▷
みやづかい/
信心即生活