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紛然(ふんぜん)

入り乱れているさま。『摩訶止観』巻5には「行解[ぎょうげ]既に勤めぬれば三障四魔紛然として競い起る」(1087㌻で引用)とあり、修行者の実践と理解が深まると、三障四魔が入り交じって争うように現れることを説いている。▷三障四魔/『摩訶止観』