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胎蔵曼荼羅(たいぞうまんだら)

大日経に基づく曼荼羅。大悲胎蔵生曼荼羅の略。大悲胎蔵生とは、母親が胎内で子どもを育てるように、仏の大慈悲によって生まれるとの意。金剛界が智慧を表すのに対し、胎蔵は理(真理)を表す。中心尊格は大日如来真言宗の現図曼荼羅では、中台八葉院という区画を中央にして12院で構成される。▷大日経/金剛界曼荼羅