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六根清浄の功徳(ろっこんしょうじょうのくどく)

法華経の信仰と実践により、六根が清らかになることでもたらされる種々の功徳のこと。法華経法師功徳品第19に説かれる。六根が煩悩の影響を受けず正しく働き、清らかになることを六根清浄という。この六根清浄という正しい認識・判断・行動の結果として、種々の功徳がもたらされる。同品には「若し善男子・善女人、是の法華経受持し、若しは読み若しは誦し、若しは解説し、若しは書写せば、是の人は当に八百の眼の功徳・千二百の耳の功徳・八百の鼻の功徳・千二百の舌の功徳・八百の身の功徳・千二百の意の功徳を得べし。是の功徳を以て、六根を荘厳して、皆清浄ならしめん」(法華経527㌻)とある。▷功徳