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受持(じゅじ)

正法を信じて心に受け入れ、忘れずに持[たも]つこと。受持には二つの義がある。①法華経法師品第10に説かれる五種の妙行[みょうぎょう]の一つとしての受持を「別体の受持」という。②これに対して、五種の妙行をすべて含めて、広く正法を信受し護持することを「総体の受持」という。日蓮大聖人は総体の受持を重視され、受持即観心[じゅじそくかんじん]の法門を説かれた。▷五種の妙行/受持即観心