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如来現在猶多怨嫉。況滅度後(にょらいげんざいゆたおんしつきょうめつどご)

法華経法師品第10の文。同品に「而も此の経は、如来の現に在すすら猶怨嫉多し。況んや滅度して後をや」(法華経362~363㌻)とある。この法華経を説く時は釈尊の存命中でさえ、なお怨嫉(反発・敵対)が多いのだから、ましてや釈尊が入滅した後において、より多くの怨嫉を受けるのは当然であるとの意。日蓮大聖人はしばしばこの文を引かれ、御自身が法華経身読した法華経の行者であることの根拠とされている。▷法華経の行者