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礼文(らいもん)

賛嘆する文章のこと。「報恩抄」(299㌻)には、天台大師智顗は、法雲華厳経第一の教判を立てたことを不審に思ったので、華厳経毘盧遮那仏を賛嘆する文章を作ったと記されている。章安大師灌頂が編纂した『国清百録』に、天台大師の敬礼法がある。そこでは毎日毎夜、毘盧遮那仏および三世十方の仏たちを礼拝することが記されている。