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添品法華経(てんぽんほけきょう)

添品妙法蓮華経[てんぽんみょうほうれんげきょう]の略。法華経の漢訳の一つ。中国・隋の時代、仁寿元年(601年)に闍那崛多[じゃなくった]と達摩笈多[だるまぎゅうた]が訳出した。ほぼ鳩摩羅什訳の妙法蓮華経に基づき、鳩摩羅什訳に欠けていた薬草喩品の後半などを増補した。