リンク表示:

提婆(だいば)

❶▶提婆達多[だいばだった]❷提婆菩薩、聖提婆[しょうだいば](アーリヤデーヴァ)、迦那提婆[かなだいば]ともいう。付法蔵の第14。3世紀ごろの南インドの人で、竜樹の弟子。南インドで外道帰依していた王を破折したり、他学派の論師を多数破折したが、一人の凶悪な外道に恨まれて殺された。主著『百論』は、三論宗のよりどころとされた。