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須弥山(しゅみせん)

須弥はサンスクリットのスメールの音写。妙高[みょうこう]と訳される。古代インドの宇宙観で、一つの世界の中心にあると考えられている巨大な山。須弥山の麓の海の東西南北に四つの大陸があって、一つの世界を構成する。須弥山の頂上は六欲天[ろくよくてん]のうち第二天忉利天[とうりてん]に位置しており、ここに帝釈天[たいしゃくてん]が忉利天の主として地上世界を支配して住んでいる。▷九山八海/六欲天