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帝釈天(たいしゃくてん)

帝釈はシャクローデーヴァーナームインドラハの訳で、釈提桓因[しゃくだいかんにん]と音写する。古代インドの神話において、雷神で天帝とされるインドラのこと。帝釈天は「天帝である釈(シャクラ)という神」との意。仏教に取り入れられ、梵天とともに仏法の守護神とされた。欲界第2の忉利天[とうりてん]の主として四天王を従えて須弥山の頂上にある善見城[ぜんけんじょう]に住み、合わせて32の神々を統率している。▷三界/忉利天/六欲天