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十一通御書(じゅういっつうごしょ)

文永5年(1268年)に蒙古の国書が到来して他国侵逼難が切迫した折、日蓮大聖人が、諸宗との正邪を決し正法帰依することを求めて、幕府要人や有力寺院など11カ所へ出された11通の書状の総称(169㌻以下)。宛先は北条時宗[ほうじょうときむね]・宿屋左衛門光則[やどやさえもんみつのり](宿屋入道)・平左衛門尉頼綱[へいのさえもんのじょうよりつな]・北条弥源太[ほうじょうやげんた]・建長寺道隆[けんちょうじどうりゅう]・極楽寺良観[ごくらくじりょうかん]・大仏殿別当[だいぶつでんべっとう]・寿福寺[じゅふくじ]・浄光明寺[じょうこうみょうじ]・多宝寺[たほうじ]・長楽寺[ちょうらくじ]である。