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天台沙門(てんだいしゃもん)

天台宗の僧の意。沙門とは出家して仏道を行ずる僧のこと。日蓮大聖人は、立宗の当初は「天台沙門」と称されたが、後に「本朝沙門日蓮」(238㌻)、「釈子日蓮」(256㌻)と称され、末法の法華経の行者であることを示された。大聖人滅後、直弟子であった五老僧は、幕府からの圧迫に屈し、大聖人の法門は天台の末流であり、自分たちも天台の弟子であると名乗った。この五老僧の姿を日興上人は厳しく破折されている。▷沙門/五老僧