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正行(しょうぎょう)

正しい行動、正しい修行。
❶人として正しい行動。八正道[はっしょうどう](仏道修行者として実践・習得すべき八つの徳目)の一つにも数えられる。
❷仏道修行において中核となるもの。助行に対する語。創価学会では、毎日の朝夕の勤行唱題法華経読誦を行う。南無妙法蓮華経と唱える唱題正行で、南無妙法蓮華経の意義を賛嘆するために法華経の要諦(方便品第2〈冒頭の散文の部分〉と如来寿量品第16の自我偈[じがげ])を読誦するのは助行である。▷助行
中国浄土教の祖師・善導による修行の立て分けで、正しく行うべき修行としての称名念仏善導『観無量寿経疏』で、称名念仏だけを正しく行うべき修行とし、他のすべての修行を雑行[ぞうぎょう]と位置づけた。▷雑行・正行